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拍手お礼ss 20 - 猫舌 - 基悠編。 「あつっ。」 石川は飲み込んだ味噌汁の熱さに眉を顰める が、一度飲み込んだ物をどうする事も出来ず 取り合えず飲み込んだ。 『…皮がベロベロに…』 口内を火傷した石川は、火傷の痛みと格闘しながらの食事となった― 「悠さん。どうかしたんですか?」 部屋に帰ると岩瀬が心配そうに聞いてきた。 が、『味噌汁で火傷した』とは、言い出しにくい… 「なんでもないよ」 と、笑って誤魔化したが… そしてベットで 「悠さん…」 「基寿…」 軽い口付けを交わしていたのだが… 岩瀬の舌が口内に侵入した時。 「んん!!」 思いっきり眉間にしわを寄せた石川は 思わず岩瀬から逃れた。 「悠さん…?」 「…ゴメン…。もう寝よう?」 そう言って、石川は布団にもぐりこんだ。 こうなっては岩瀬はどうしようもない… 訳も分からず、拒否られた岩瀬は軽く凹みながらの就寝となった。 翌朝― 「お早うございます。悠さん」 「…おはよう…」 -チュッ-と朝の挨拶が交わされて… 「んん!!!」 昨夜の二の舞を演じた2人。 「…悠さん…」 岩瀬は捨てられた犬のような目で石川を見る。 そんな目で見られた石川は… 渋々と理由を話すことになった 「…だから、昨夜の味噌汁で口の中火傷したんだよ…」 「…そう言ってくれればよかったのに…」 「だって…。なんか言いたなかったんだよ!!」 「…一晩、寝ても治らなかったんですね…」 「うん。だから…」 「…仕方ないですね…Drに薬でも」 「いらないから!」 「えー。早く治しましょうよ!」 「…大体、口の中の火傷に利く薬なんかないだろう?」 「Drなら知ってるかも。」 「…自然に治るよ…」 「ホントですか?」 「あぁ。大丈夫だ」 「…じゃあ…」 そんな会話がされたその日の昼食には― 熱々の“グラタン”が… 岩瀬は暫くの間、チョコット我慢の日々が続いたとか…? |